白ワインの味は葡萄が持つ酸味や収穫時期の天候からも影響を受ける

白ワインの味は葡萄が持つ酸味や収穫時期の天候からも影響を受ける
白ワインの味はどのように決まるのか、気になる人は少なくありません。
基本的にはある程度製造過程の発酵の度合いで確定しますが、製造過程では大まかに甘口・辛口となることは事実です。
それ以外の部分でも多数存在しているため、購入するときには事前確認をして、相性のいい味を探してください。
例えばブドウの産地やブドウの酸味などから味が決まる場合があります。
酸味の強い物は特殊な発酵をさせて酸味を抑える働きをしますし、完熟すると酸味のなくなる物は収穫時期を早めにしてフレッシュな味わいを楽しむことも多いです。
ただし、作る白ワインの品種により完熟させたり貴腐化したほうがおいしい物もあるため、全てのブドウを早く収穫するわけではありません。
収穫する時期の天候によっても多少味が異なることもあるため、その年ごとに味が違うというのは当然のことです。
購入するときにはその年の収穫した時期の天候などもチェックすると、おいしい物を選べる可能性があります。
白ワインの飲み頃の温度は味によって異なる
白ワインは赤ワインよりも冷やしたほうがおいしいと伝えられていますが、本当でしょうか。
確かに赤ワインは冷やしたときよりも少し室温に戻してから飲んだほうが口に合う物もあるといいます。
そのため、全ての赤ワインに当てはまるわけではありませんが、できるだけ冷たくして飲んだほうがおいしいです。
ただし、あまり冷たすぎる温度にすることは、味わいを損なってしまう可能性があります。
また、辛口・甘口などの種類により、適温が異なるため注意しましょう。
辛口のほうが甘口よりも温度を高めにして出したほうが、味わいの良さを堪能することができます。
甘口の場合は非常に低い温度となっているため、ていねいに保存をして冷蔵庫やワインセラーから出したときに、すぐにグラスへそそぐぐらいがちょうどいいという説があるほどです。
具体的に言えば白ワインの辛口は7度から14度、甘口は5度から8度くらいが飲み頃の温度だといいます。
なお、その人個人の好みや酸味に対して感じる思いなどをも含めて、自分好みの温度を追求することも良いことです。